カロリー

チーズに含まれる塩分量

お酒のお供に、あるいは、ちょっとしたスナックに、とても美味しいのがチーズです。
ついつい手が伸びて食べてしまいますが、チーズには一体どれくらいの塩分が含まれているのでしょうか。
言うまでもなく、塩分の過剰摂取は、高血圧や動脈硬化などさまざまな病気の引き金となり、健康を害してしまうおそれがあります。
チーズの塩分は多いのでしょうか。

チーズの塩分量の多い・少ないは一概には言えず、その種類によって多種多様(それぞれ)であるということが一般的な答えとなります。
たとえば、バルメザンやゴーダといった種類は、製造過程から塩分が比較的多めとなります。
一方でクリーム・カッテージ・モッツァレラなどは塩分が非常に少ない種類のチーズです。

具体的に例を挙げますと、成人の1日の適切な塩分摂取量は10グラムと言われるところ、インスタントラーメン1袋では1グラムの塩分が含まれています。
これと比較した場合、しょっぱいと感じやすいブルーチーズもちょっとつまむ程度(30グラムから40グラム)であれば、0.4グラム程度の塩分です。
モッツァレラなどのもともと塩分が少ないものであれば、なお一層少ないものとなります。

これらのことからチーズ単体では塩分は決して多くはないということができるでしょう。
ただし、問題は「食べ合わせ」です。
たとえば、チーズをクラッカーと一緒に何枚も食べてしまえば大量に塩分をとってしまうことになります。
また、グラタンなどにした場合には、味付けの関係から塩分が多くなってしまう可能性があります。
さらに、いくら単体では塩分が少ないとはいっても、毎日大量に食べてしまっていては塩分はどんどん蓄積されていってしまいます。

大事なことは「適量を楽しむ」ということであるということができるでしょう。
何事もそうですが「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
適量を(お好きなお酒などと一緒に)食べてチーズを楽しまれることが大切ということができます。

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