カロリー

内臓脂肪へのチーズの働き

内臓脂肪は、蓄積されると高血圧や動脈硬化、ひいては脳梗塞など深刻な病気へとつながる恐れがあります。
もちろん、ある程度の内臓脂肪は健康的に生きていくために必要なものであり、内臓脂肪すべてを「敵視」してしまうことは正しくはありません。
しかし、内臓脂肪の「貯めすぎ」は健康に悪影響を与えることはほぼ間違いのないことといっていいでしょう。
そこで、内臓脂肪を貯めない(あるいはすでに貯まってしまった内臓脂肪を減少させる)努力が必要となりますが、ひとつの方法としてチーズを食べることが内臓脂肪の燃焼に役立つと言ったら、驚かれるでしょうか。

チーズというと、見るからに脂肪分が多く、食べればかえって内臓脂肪がついてしまいそうな感じさえします。
しかし、実はその逆なのです。
ラットを使った実験においてチーズを食べさせたラットとそうではないラットとを比べたところ、チーズを食べたラットの方がそうではないラットよりも内臓脂肪が少なくなったという実験結果が出ました。
これは、ペプチドという成分が関係しているのではないかと言われています。

このようにチーズを食べると内臓脂肪が減少するという効果があることが実験で確認されました。
(もちろん、ひとつの実験ですので100パーセント正しい答えとは言い切れませんが、実際の実験結果ですのである程度の信頼はして良いと言えるでしょう)
なお、チーズ自体に脂肪がたくさんついているのではないかという疑問を持たれる方もおられるかもしれません。
しかし、チーズに含まれている脂肪分は、体で非常に分解されやすく内臓につきにくいものであるため、心配される必要は少ないと言えます。

このように、チーズは内臓脂肪を除去することを促進させる効果があると言うことができます。
規則正しい生活や運動、適度な食事量に抑えるとともに、毎日少しチーズをかじることで、内臓脂肪の燃焼になお一層の拍車がかかることを期待できると言えるでしょう。

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