カロリー

乳製品の中でチーズは栄養素が高い

乳製品は一般に栄養価(栄養素)が高いということは多くの方がイメージを持たれていると思われます。
例えば、牛乳については骨を作る、身長を伸ばすなど健康な体を作るというイメージが強いのではないでしょうか。
栄養素の含有量は一般的に食品100グラムあたりにどれくらいの栄養が含まれるかという基準で図られます。
100グラムあたりに含まれる栄養素が高いものとしては、豆類(豆腐・納豆など)と乳製品が「代表格」といっても良いほど高い栄養を含んでいます。
そして、乳製品の中でも特にチーズの栄養素の高さは「群を抜いている」ということができます。

乳製品同士の比較として、再度牛乳を出しますが、牛乳とチーズを比べた場合、チーズに含まれるカルシウムは牛乳の6倍にも相当します。
これだけでもかなりの栄養素を含むということが推察されるのではないかと思われます。
さらに、チーズの栄養素の吸収率は約50パーセントほどです。
これは、小魚の栄養素(比較の対象となるのは主としてカルシウムですが)の吸収率が約20パーセント程度であることに比べて極めて高いということができます。

このようにチーズは単に栄養素が高いだけではなく、その吸収率も非常に良いという点が大きな特徴です。
なお、チーズの成分に着目した場合、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、牛乳から作ったチーズよりも羊や山羊(やぎ)の乳から作ったものの方がさらに栄養素が高いものとなっています。
このように、乳製品の中でチーズは栄養素が「頭ひとつ飛び出ている」ものとなっているということができます。

ただ、乳製品を摂取される際には胃腸が弱い方、入セ品が体に合わない方が無理に摂取されるとお腹を壊してしまう原因となります。
非常に体に良いものであることは事実ですが、苦手な方は決して無理をして摂取されることは避け、少しだけでも食べるようにされることがよいでしょう。
(何事も無理はよくありませんね)

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