カロリー

脂肪燃焼効果のチーズ

「チーズを食べると脂肪が燃焼する」このような事を聞けば「ウソだろう」と思われるかもしれません。
チーズは成分表示を見ると大量の脂肪が含まれています。
そのため、脂肪がついてしまうことはあっても燃焼させることはないようにも思われます。

しかし、実はチーズを食べることで脂肪を燃焼させ、ダイエット効果すら期待することが可能です。
まず、チーズには大量の脂肪が含まれているのではないかという点に関しては、まさにその通りです。
乳製品ですので脂肪分は大量に含まれています。
しかし、その脂肪の質が肉などの動物性の脂肪とはまったく異なっています。

チーズの脂肪分は、小さな「脂肪球」の形をしていて体内に保管されにくいものとなっています。
つまり、すぐに消化・分解されて体外へ排出される性質の脂肪分なのです。
そのため、チーズは脂肪分が多いとは言っても、その脂肪が体について太ってしまうということは、よほど食べ過ぎでない限りは、考え難いと言えます。

次にチーズに脂肪燃焼効果があるという理由ですが、これは、栄養成分として含まれているビタミンB2が大きく関係しています。
ビタミンB2は、体内に吸収されるとフラビンモノヌクレオチドとフラビンアデニンジヌクレオチドという物質に変化します。
このフラビンモノヌクレオチドとフラビンアデニンジヌクレオチドは、体内の代謝を促進させる働きがあり、脂肪を燃焼させて代謝を促すという働きをします。

その結果、チーズを食べることで脂肪燃焼の効果を期待することができることになります。
このようにして、チーズを毎日食べる習慣をつけられることで脂肪燃焼を促し、ダイエット効果が期待できるということになります。
ただ、注意したい点としては、ピザなどの調理方法との兼ね合いによっては他の食材・油分によってかえって太ってしまう可能性があるということには注意が必要です。
また、乳製品ですので、食べ過ぎると気分が悪くなってしまうこともありますので、「ほどほど」に食べることが重要です。


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