チーズの種類について
「チーズが大好き!」という方はとても多いことでしょう。
おつまみに、食事に、非常に人気が高いチーズですが、具体的にはどのような種類のものがあるのでしょうか。
チーズはさまざまな視点から分類することができますが、製造方法に着目して分ければ「ナチュラルタイプ」と「プロセスタイプ」に分けることができます。
前者は、利用する乳種や製造法により7種類に分けられます。
一方で後者は、ナチュラルタイプを混合して作るものです。
一般にチーズの分類としては前者のナチュラルタイプについて着目するのが一般的です。
ナチュラルタイプには具体的には以下のような種類のものがあります。
まず、フレッシュチーズです。
これは、素材である乳酸菌などに酵素(レンネット)を加えたものです。
熟成がないので、とてもフレッシュな味わいです。
具体的にはモッツァレラなどがフレッシュタイプになります。
また、チーズといえばカビを利用したもの、つまり熟成させたタイプのものも有名ですね。
熟成に利用するカビには
白カビと青カビとがあります。
もちろん、カビは体に害があるものではありません。
カビを利用して熟成させたものの特徴は、なんといってもそのコクです。
ワインにぴったりの深い味わいがたまりません。
その他には、山羊(やぎ)の生乳を利用したもの、リネンス菌という特殊な細菌を利用したものなどがあります。
このように、チーズの種類は多様であり、好みや用途に合わせて非常に幅広く楽しむことが出来ると言えます。
なお、チーズの種類とワインの組み合わせも非常に重要です。
例えばフレッシュタイプは一般には辛口のワインによく合います。
一方でカビを利用したタイプは、味が濃いことが多いので、甘口のワインに合いやすいという特徴があります。
このようにチーズはその具体的な種類を把握して特徴をつかむことでワインとマッチするものを選びやすくなり、より一層、深く楽しむことが出来るようになると言えます。